みなさんどうもとらです。
今回はGWに開催されたファクトリーオフ及び、SMシングルレートシーズン3で使用した構築を紹介します。
使用感、採用意図をメインに書いていこうと思います。
特性:不器用
電磁波 アンコール すり替え バトンタッチ
この構築最大の地雷(?)にして相棒枠。
Hはほぼぶっぱ、Sを最速グライオン抜きまで振り、余りを耐久に回しました。
技構成に関しては、何度も考察しましたがこれで完成されていると思います。
僕はORASからポケモンを始めたのですが、メガミミロップ軸で初めて2000を達成してからずっと愛用しているポケモンです。
SMではまだメガシンカが未解禁のため超マイナーポケモンですが、なんとか7世代でも活躍させたいと知恵を絞り、この型にたどり着きました。
「ミミロップとかギャグかよwwwwwwww」と笑ったそこのあなた、なめてもらっては困ります。
確かに汎用性は皆無ですが、受けループに対してはかなり強く出ることが出来ます。
この構築に対しては大体ゲンガーかラッキーが初手で来るので、ゲンガーなら電磁波で足を奪い、ラッキーならスカーフすり替えで縛ります。グライオンが初手に来た場合は間違いなく守るから入ってくるのでアンコールを見せます。居座れば守るで固定されるのでそこから裏の起点にしましょう。
バトンタッチは本来の使い方ではなく、すり替え後の相手の交換に合わせて撃ったり、メガゲンガーの影踏みから逃げたりと、サイクルを回すための技として採用しています。素引きとは違って相手の交代を見てから交代できるので、あまり裏を読む必要がありません。
受けループ相手には全て選出し、冗談抜きで縦横無尽の活躍を見せてくれました。
対受けループ用兵器のため、受けループ以外には基本的に出しません。なので選出率は最下位です。相棒とは()
両壁を貼れるジャローダがいるので、ワンチャンバトン構築だと思ってくれないかなという思惑もあったりなかったり。(絶対警戒されてないとか言わないで)
ジバコイル@突撃チョッキ 控えめHcdベース
特性:アナライズ
10万ボルト ボルトチェンジ ラスターカノン 目覚めるパワー(炎)
この構築の過労死枠。エスパーとフェアリーの一貫を切り、サイクルを回せるポケモンとして採用しました。
環境に蔓延する守り神とミミッキュに対面から強く、特にテテフに安定して勝てるのがこいつしかいないため、テテフが見えたらほぼ選出していました。
元々はめざ氷で採用していましたが、ナットレイが重すぎるという大問題が発生し、フォロワーさんの助言でめざ炎に変更。
めざ炎ジバコはナットを縛るための磁力型での採用が多いですが、無振りテテフへのラスターカノンの確定数がズレるのを嫌ってアナライズのまま使っていました。特に不便はなかったのでこれで良かったと思います。
有利対面を作ったときの鋼と電気の一貫性が凄まじく、お相手がどちらの技を読んで引くのか?という択が常に発生していました。ジバココケコ対面でボルチェンを撃ったら、ラスカノ読みで出てきたリザードンやルカリオが吹き飛び、そのままEasy Winなんてこともしばしば。
今回の採用でかなりこのポケモンに対する信頼度が上がりました。その証拠に選出率は88%でぶっちぎりの1位です。
シーズンが進むにつれて数は減っていますが、もっと環境にいてもいいんじゃないか?と思うポケモンでした。
また、今回A0めざ炎理想コイルを提供してくださった@ありすさん、本当にありがとうございました。マジで強かったですこいつ。
メガボーマンダ 意地っ張りAS
特性:威嚇→スカイスキン
捨て身タックル 地震 龍の舞 羽休め
なんの変哲もない普通のメガマンダ。慎重HDや両刀型も試しましたが肌に合わず、結局はこの型に戻ってきました。本構築唯一のメガ枠です。
シーズン後半はカバリザの並びが増え、さらにHBを調整したメガリザードンYに捨て身を耐えられ、めざ氷で落とされるという場面も多々あったので、終盤の選出率は控えめです。
ラグラージ@オボンの実(ラムの実) 腕白HB
特性:激流
この構築のステロ枠。前述の2匹と合わせて、いわゆるラグマンダジバコの並びが完成しました。
元々はマンムーがこの枠にいたのですが、ガブが減ったことと格闘の一貫がヤバすぎることを考え変更。
滝登りは使ってて必要だと感じることがほぼなかったので、ガブ、マンダ、ランドロスへの打点として雪雪崩を採用。地震はルカリオやクチート、ゲンガーを意識しての採用となっています。
刺さっていれば初手で投げてステロを撒き、ジバコイルでサイクルを回したりブラッキーで欠伸ループに持っていったりというのが1つの狙いです。
また、このポケモンを見ると草結び持ちのコケコやゲッコウガがホイホイ出てくるので、そこにジバコイルを投げて一貫を取っていくというのも1つのパターンとなっていました。
場持ちを意識してずっとオボンで採用していたんですが、最終日が近づくにつれて初手催眠ゲンガーを投げてくる人があまりに増えたため、最終日だけラムの実に変更。
これがなんと大正解。初手に出てきて鬼火や催眠を撃ってきたゲンガーがみんな吹き飛んでいきました。カバの欠伸の一貫を切って吠えるで流したりもでき、最終日に限って言えば選出率はトップです。
ブラッキー@食べ残し 図太いHB
特性:シンクロ
イカサマ 欠伸 守る 願い事
この構築の過労死枠その2。ブラッキー使いの某有名強者の方からおすすめされ、使ってみたところ性能の高さに感動。今では絶対的な信頼をおいています。技構成も本家そのままでの採用です。
環境にいる大体のメガ枠に対して後投げが出来るので非常に活躍の機会は多かったですね。イカサマ持ちなので積みアタッカーにも強めです。
また、この子は守るをいかに隠しながら立ち回るかがとても重要です。
すっかり有名になってしまったこの型のブラッキー、欠伸を撃った後、安易に守るを撃って交換されるとあっという間に不利対面を作られてしまいます。なのでいかに守るを撃つ場面を見極めながら対面を操作するかが重要でした。
ボーマンダの選出が控えめになってきたシーズン後半は、願い事を挟みつつジバコイルと2匹でサイクルを回しながら戦うという形が非常に多く、その分急所や追加効果を引いて負けるパターンもありました。
この子とジバコイルが何回凍ったり燃えたり急所で吹き飛んだりしたか、もう数えきれません。
特性:天邪鬼
構築に最後に入ってきたポケモン。シーズン半ばから増え始めたキノガッサへの明確な回答となるポケモンとして採用しました。
安定打点兼積み技としてリフスト、受けのためのリフレクターと光合成までは確定。
この構築は絶望的にウルガモスが重いので、そこに対する打点としてラスト一枠にめざ岩を採用。
大体のガモスがC2↑めざ岩で落ちるところまで火力に回しているので、リフストに対するガモスの後投げを許しません。
蛇にらみがないのでサポートとしての性能は落ちますが、その分2ウェポンにすることでジャローダで三タテする試合もあったのでこれで正解だったと思います。
ファクトリーオフでは悪ブロック6-3で予選抜け、決勝トーナメント2回戦敗退でベスト16でした。オフの記事はこれとは別に書いてあるのでよろしければ読んでみてください。
最高1988 最終1944でした。
2000チャレンジまでは行けたのですが、その大事な試合で当たったのは…
こいつでした。結果はお察しの通りです。
かなり自信がある構築だったので、今期こそ2000にいけると意気込んだ試合でゴーリが見えたときの絶望ったらないですよ、ホントに。
来期はゴーリガンメタでパーティー組みます()
7世代の構築なのに7世代要素は一切なし。それどころか6世代要素もメガシンカ以外なしという、どこの古代兵器だ?みたいなパーティーになりましたが、古参勢も新規ポケモンに劣らずやっていけるというところを少しは示せたのかなと思います。
この構築を参考にしたい!という方がもしいらっしゃったら、ミミロップの枠をガモスやバシャーモなどの炎枠、あるいは無難にミミッキュテテフ辺りに変えましょう。多分もっと安定感が増します←
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
まだメガミミロップは帰ってきませんが、来期こそ2000行けるように頑張ります。
Twitter ID:@Tora_poke10